LVMHメゾンは、パリ2024オリンピック大会の開会式の素晴らしい魔法に貢献できたことを誇りに思います。

パリ2024オリンピック大会は、光の都が輝く中、息を呑むような開会式が行われ、壮大なスタートを切りました。大胆で革新的なセレモニーを生み出したのは、2024年パリ大会クリエイティブ・ディレクターのティエリー・ルブール氏と、アーティスティック・ディレクターのトマ・ジョリー氏。彼らによってセーヌ川は流れる巨大な遊技場となり、多くの観客や視聴者と共に世界規模のスポーツの祭典を祝いました。

史上初の試みとして、選手団のパレードは午後7時30分に始まり、各国代表団を乗せたボートがパリの中心部を通って東から西へとセーヌ川を下りました。6,800人の選手たちは、ポン・ダステルリッツからポン・ディエナまでの6キロを航行し、午後11時過ぎにトロカデロ前に到着しました。パリ2024オリンピック大会の聖火が点火され、式と魅惑的なシーンが融合した最後のシーンが行われました。  

2024年パリ大会のプレミアムパートナーとして、LVMHはグループの卓越した創造性やメゾンのサヴォアフェールを用いて、スポーツの歴史のマイルストーンとなるこのイベントを、何百万もの世界中の観客にとって忘れられない時間にしました。

この卓越した貢献を実現するため、LVMHは職人たちやチームの素晴らしい才能を結集。LVMHを再び「すべての勝利の担い手」にするため、情熱と創造性を用いながら、2024年パリ大会と手を取り合って協力しました。 

パリ2024オリンピック大会の開会式へのメゾンの貢献をご覧ください 

ディオールのオートクチュールのクリエイションが開会式の芸術的パフォーマンスを演出  

このセーヌ川での特別な開会式のために、メゾン ディオールのクリエイションが5つのシーンで展開され、式全体の表現を高めました。ディオールのアトリエは、記録的な速さで創造的な偉業を成し遂げるべく、これまで以上に卓越性の限界に挑みました。モンテーニュ通り30番地にある歴史ある工房とメゾンの刺繍職人を動員し、何千時間もデザインに費やしました。開会式の5つのシーンで発表されたクリエイションは、すべてパリで制作されました。 

レディー・ガガは、10人のダンサーとともにディオールのドレスに身を包み、アイコニックな「Mon truc en plumes」を披露。ジジ・ジャンメールと、かつてクリスチャン・ディオールがバレエ衣装をデザインしたローラン・プティの伝説的な振付へオマージュを捧げましたこのパフォーマンスは、フランスのキャバレーの精神と、1946年にパリの中心で創業して以来、メゾン ディオールが育み続けてきた芸術との素晴らしい対話を現代的な解釈で称えました。 

ポン・デ・ザールに登場したアヤ・ナカムラと6人のダンサーたちは、ディオールを象徴するカラーであるゴールドで華麗に飾られました。この衣装を制作するために、何千枚もの金色の羽が、まるでフェニックスを連想させる第二の皮膚のように、手作業で一枚一枚丹念に配置されました。 

ディオールが開会式に大きく貢献したのは、アクセル・サン＝シレルがグラン・パレの屋上で、全長8メートルを超える壮麗なドレスを身にまとい、ラ・マルセイエーズを歌うという演出でした。フランス国旗から始まったドレスの構造は、ディオールが得意とする驚くほど巧みなドレープ技術によってドレスへと姿を変えました。彼女は、アレクサンドル3世橋の上で、ディオールを身にまとった素晴らしい女性コーラスたちと共演しました。  

ジュリエット・アルマネと伴奏ピアニストのソフィアーヌ・パマールは、現代のクラフツマンシップの限界に挑む、才能ある刺繍職人クララ・ダギャンとのコラボレーションによる2つのユニークなクリエイションを着用しました。ボートから演奏し、かつてないほど本質的で普遍的な平和への賛歌である、象徴的なジョン・レノンの「イマジン」を披露しました。刺繍にはライトが組み込まれ、画期的なプログラミングシステムにより曲のリズムと同期していました。刺繍に組み込まれたライトは、アトリエ・ディオールと協同でこの驚異的なパフォーマンスを考案したクララ・ダギャンのシグネチャーです。 

そして圧巻のグランドフィナーレでは、世界的スターのセリーヌ・ディオンがエッフェル塔の1階から壮大できらびやかなパフォーマンスを披露しました。数千個のパールと500メートル以上のフリンジがセリーヌ・ディオンの衣装に直接刺繍されました。ディオールが何十年にもわたり守り続けてきたこの素晴らしい刺繍技術により、まるで生命が宿り、スターのパフォーマンスのリズムに合わせて振動しているかのようです。  

ルイ・ヴィトン、2024年パリ大会に向けたメゾンのクリエイションと共鳴する卓越の価値観 

ルイ・ヴィトンは、パリ2024オリンピック・パラリンピック大会の特別なシンボルを守るため、アイコニックなトランクをオーダーメイドで提供します。メダル・トランクはショーメがデザインしたメダルを保護し、展示するもので、トーチ・トランクにはオリンピック聖火を、フランスを横断してパリへ向かう間収めます。トランクはそれぞれ、ルイ・ヴィトンのアイコンであるモノグラムとダミエのキャンバスで覆われ、170年以上にわたるサヴォアフェールが体現されています。 

ルイ・ヴィトンは、パリの屋上からルイ・トランクが作られる工房、そしてセーヌ川まで、3つの息をのむようなシーンを通じて、パリ2024オリンピック・パラリンピック大会の開会式の重要な場面で170年にわたるサヴォアフェールを紹介できたことを誇りに思います。 

驚くべきタブロー・ヴィヴァンでは、オリンピズムの純粋なシンボルであるメダルが登場して、すべてのアスリートの究極の夢を表現し、感動を呼び起こす瞬間となりました。このシーンは、ルイ・ヴィトンのポンヌフ通りの本社の屋上から始まりました。大胆な演出の中、マスクをかぶった聖火ランナーがメゾンの工房を軽快に飛び回り、アクロバットとジェスチャーを組み合わせた卓越した技巧により、ルイ・ヴィトンのメダル・トランク制作の各段階が明らかにされました。ルイ・ヴィトンの象徴的な本社ファサードの前までトランクを運んだ後、パフォーマーとトローリーがポンヌフ通りをパレードし、ルイ・ヴィトンのケースに丁寧に収められる前にメダルがどのように製造されたかを表現するために、モネ・ド・パリ（パリ造幣局）まで、旅をイメージした振り付けで移動しました。セーヌ川の岸壁でパフォーマンスが行われた後、トランクは水上を進み、最後のメダル・トランクはトロカデロに向かう他の2つのメダル・トランクと合流するために船に積み込まれました。  

続いて、パリ市庁舎であるオテル・ド・ヴィルの屋上で、ルイ・ヴィトンを身にまとったパリ国立オペラ座のエトワール、ギヨーム・ディオップによる華麗なダンスが披露されました。2023年にプリンシパルダンサーに昇格したギヨーム・ディオップは、黒人ダンサーとして初めてこの最高の栄誉に輝きました。

その後まもなく、グループ113に所属するアルジェリア系フランス人のスターラッパーでプロデューサーのRim'Kにより、ルイ・ヴィトンは再び脚光を浴びました。ルイ・ヴィトンに身を包んだ彼の歌は、ダンスとスポーツのダイナミックで華麗な融合でした。

最後に、アメリカ手話ダンサーのシャヒーム・サンチェスもルイ・ヴィトンを着用し、70年代のフランスを代表するミュージシャン、セローネとトロカデロでスペシャル・デュオを披露しました。

ベルルッティ：パリ2024オリンピック・パラリンピック大会の開会式のフランスチームの衣装 

ベルルッティは開会式に臨むフランスチームの選手とコーチのために、「フランス的なエレガンス」を体現するカスタムメイドのアンサンブルをスタイリングしました。 このフランスのメゾンは、ブルーとレッドを基調とした独特の「フランス国旗」パティーヌを施したタキシードにインスパイアされた衣装を制作しました。男性にはベルルッティを象徴するフランスのナショナルカラー、ネイビーブルーの「シャドウ」のスニーカー、女性にはしなやかなレザーの「ロレンツォ」のローファーまたは「シャドウ」のスニーカーを合わせています。この歴史的なコラボレーションは、ベルルッティにとって初の試みであり、ベルルッティは初めて女性ウェアを提供し、フランスチームの各メンバーが世界的な舞台でフランスのArt de Vivre (美しく豊かに生きる喜び)の大使として活躍できるようにするという困難な挑戦に見事に立ち向かいました。  

美しく着飾ったフランスチームは、他の205の代表団とともに、ポン・ダステルリッツからトロカデロまでの6キロにわたりセーヌ川上をパレードし、エマニュエル・マクロン仏大統領、トーマス・バッハIOC会長、国際オリンピック委員会メンバー、トニー・エスタンゲ2024年パリ大会組織委員会会長、多数の国家元首を含むVIPゲストの前で堂々と下船しました。  

モエ ヘネシーとフランス流ホスピタリティの芸術 

開会式会場、特に一流のホスピタリティ会場に生まれ変わったポン・ド・ラ・コンコルドをはじめ、大会期間中、モエ ヘネシーのワイン & スピリッツ メゾンはホスピタリティ・プログラムに製品を提供し、ゲストに特別なテイスティング体験をお楽しみいただいています。  

アスリートたちを称えて 

·       LVMHは、2024年パリ大会とのプレミアムパートナーシップの一環として、フランスを代表するアスリートを支援することを誇りに思います。その驚くべき業績により、紛れもなく彼らは「すべての勝利の担い手」です。 

ルイ・ヴィトンのアンバサダーを務める22歳の水泳選手レオン・マルシャンは、その情熱と類まれな才能で世界中の人々を魅了しています。 

24歳の体操選手メラニー・デ・ジェズス・ドス・サントスは、メゾン クリスチャン ディオールのアンバサダーであり、フランス期待の新星のひとりです。 

32歳のフェンシング選手、エンゾ・ルフォールは、ルイ・ヴィトンのアンバサダーであり、フランス、ヨーロッパ、世界選手権で何度もメダルを獲得しています。

アントワーヌ・デュポンは、ラグビー・ユニオン・フランス代表チームのメンバーであり、現在はパリ2024オリンピック大会の種目である7人制ラグビーのフランス代表チームのメンバーでもあり、ルイ・ヴィトンと共にLVMHファミリーに加わりました。  

2024年パリ大会、パリ市、フランス政府、IOC、フランス国立オリンピック委員会の総力を結集した努力のおかげで、式典は、アスリートたちの遊び場である「光の街」のまさに中心において、パリの中心でスポーツを祝う最大の人気イベントとして生まれ変わりました。