IdentityBERLUTI
ベルルッティは創業以来、エレガントな男性のためのシューズを作り続けています。ウィンザー公爵、ジャン・コクトー、アンディ・ウォーホルなど、偉大な顧客たちはひとたびメゾンに足を踏み入れると、芸術の域に達し、時代を超えたエレガントなシューズに心を奪われ、その虜になりました。型破りなクラシシズムと高度な技術こそメゾンの真髄であり、その姿勢はいつの時代も変わりません。メゾンの始まりは、19世紀末。創造的エネルギーに満ちた30歳のイタリア人青年がパリに渡り、マスターシューメーカーとして実力を開花させたことに始まります。彼は自ら手掛けた最初のモデルであるレースアップシューズを自分の名にちなんでアレッサンドロと名付け、メゾンはラストネームであるベルルッティを名乗りました。以降、メゾンではすべての世代を通じて、靴の成形やレザー、パティーヌの取扱いにおける、特別なサヴォアフェールを育んでいます。そして、その結晶が類まれなエレガンスと快適な履き心地を備えたシューズなのです。一方で、ベルルッティは単なる高級シューズメーカーにとどまらず、常に確かなArt de Vivre (美しく豊かに生きる喜び)を提案し続けています。新たな分野にも進出し、2005年にレザーグッズを発売、そして2011年にはレディトゥウェアコレクションを発表しました。
50
1足の
ビスポーク シューズ製作に
要する時間60
世界各地の店舗数
129
歴史の長さ (年)
Berlutiキャンペーン、製品、アイデンティティの象徴的ビジュアル
Berlutiキャンペーン、製品、アイデンティティの象徴的ビジュアル
ICON
1895年、アレッサンドロ・ベルルッティは一枚革からステッチが見えないように仕立てるレースアップシューズをデザインします。その純然たるラインは見事なものでした。現在では多様なシェイプと無数のパティーヌカラーを提供しているアレッサンドロ」シューズはこうして誕生し、ベルルッティというメゾンは独自のスタイルを確立しました。
サヴォアフェール
ラスト (木型)からレザーの選択やパティーヌ染めまで、お客様それぞれに合わせ、手仕事で作られるベルルッティのビスポーク シューズは、究極の履き心地と独特の美しさを併せ持った逸品です。レディトゥウォーク (既製品)やスペシャルオーダー (半既製品)は既存の型に当てはめるだけですが、ビスポーク シューズはまったくの白紙から作り上げていきます。シューズ創作の中心となるのはお客様で、生まれる靴はお客様の足型に合わせたものです。マスターシューメーカーとお客様の対面から製品の引き渡しまで、ビスポーク シューズの製作には少なくとも50時間を要します。シェイプやソール、カラーなど、すべてをお客様の好み、ニーズ、仕様に合わせます。さらにその工程にはレザーの選定も含まれ、伝統的なヴェネチア レザーから特別なレザーまで、多種多様な選択肢を揃えています。ラスト (木型)職人、型紙職人、裁断職人、製甲職人など、完璧なシューズをお客様にお届けするため、さまざまな職種の職人が250工程もの作業を要するビスポーク シューズの製造に携わっています。