IdentityGUERLAIN
歴史の始まりは、1828年のパリ。パフューマ―であり化学者であった、ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランが、リヴォリ通り42番地に最初のブティックを開きました。すぐにダンディな男性やエレガントな女性たちの注目を集める場所となり、メゾン ゲランの名声と成功が、こうしてヨーロッパ中の宮廷に広く知れ渡っていきました。今日、シャンゼリゼ通り68番地に構えるアイコニックなブティックは、パリ発祥メゾンのルーツをモダンに表現しています。5代にわたるゲランの調香師たちが、約2世紀もの間、クリエイションの任務を受け継いできました。1,100を超える香りの目録の継承者として、未来のクリエイションを大胆に指揮するメゾンの調香師ティエリー・ワッサーは、より希少な原料を探し求め、世界中を旅しています。自然が生み出す奇跡にたえずインスピレーションを受けてきたゲランは、「美の名において」、自然保護を持続可能性への取り組みの中核に位置付けました。とりわけ、メゾンの象徴であり、環境の見張り番でもある、ミツバチの保護に力を注いでいます。
1,100
1828年から作られたフレグランス作品は1,100以上
2,500
1億2,500万匹のミツバチが誕生 （ユネスコとのパートナーシップによる
1
テラコッタ フェイスパウダーは 30秒に1つ売れています。
Guerlainキャンペーン、製品、アイデンティティの象徴的ビジュアル
ICON
400年前、インドの皇帝シャー･ジャハーンは、ムムターズ･マハルと熱烈な恋に落ちました。皇帝は彼女のためにシャリマーガーデンを作り、その後、彼女のためにタージ･マハルを建設しました。この壮大な物語はジャック･ゲランの想像力に火を付け、彼は1925年、ラグジュアリーなバカラのクリスタルボトルに入った史上初のオリエンタル フレグランス、シャリマーを作りました。
卓越したサヴォアフェールとメイド・イン・フランス
1828年以来メイド・イン・フランスのビューティ・バイ・ゲランは、伝統と革新の融合です。 ゲランは2世紀近くにわたり、フランスの自社施設で製品を製造してきました。パフューマーや、極上のフレグランスボトルに装飾を施す「Dames de Table」、そしてメテオリットを作る職人まで、ゲランは、神話的なクリエイションの背後にある希少で貴重な独自の技術を守りながら、卓越したクラフツマンシップを培っています。この伝統は今日もフランスのメゾンの製造施設において受け継がれ、ゲランはその卓越したサヴォアフェールが認められ、2005年に「リビング・ヘリテージ・カンパニー」に認定されました。
LVMH の優れた社員
ゲランでダム ドゥ ターブルをしています。私の役割はメゾンのフレグランスの瓶を美しく仕上げることです。シルクの糸や金の糸、アーティストがつくるビジューなど、多様な装飾品を使ってボトルを飾ります。ゲランにはこの職種に固有のさまざまなテクニックがあります。たとえば、barbichage (バルビシャージュ) というテクニックは、シルク糸にブラシをかけて一定のボリューム感を出すもので、baudruchage (ボードリュシャージュ) は、糸を使って瓶に栓をする技術です。また、さまざまな結び方も体得していて、蝶結びやタイ結び、ツイスト結びなど、ボトルの装飾に用いています。
