IDENTITYCHÂTEAU D'YQUEM
米国の初代大統領ジョージ・ワシントンに親しまれるよりもはるか昔から、イケムのワインはその歴史を綴り始めていました。全ては、それまでイギリス領だったアキテーヌがフランスの支配下に入った1453年に始まりました。100年後、ジャック・ソヴァージュという地元の貴族が封建的領地としてイケムの保有を認められ、熱心なワインメーカーの第一人者になりました。原産地呼称ソーテルヌにおけるこの素晴らしいテロワールには、特別な風土と地理的な特徴があります。シャトー・ディケムは、1855年にプルミエ・クリュ・シュペリュールという栄誉ある称号を受けました。以来、この甘美なワインの素晴らしさが認められ、ソヴァージュ家とリュル・サリュース家は400年以上にわたってこの宝を保護し続けました。1999年、エステートを買収したLVMHグループは、伝統を維持しながら現代的な革新にも順応し、伝説的なイケムのストーリーを綴り続けたいと考えています。ブドウ畑からセラーにいたるまで、各ヴィンテージを生み出す素晴らしい芸術もラベルへの敬意とともに維持され、各年の醸造の運命を決定付けています。
「リスクという、ここで不可欠な考え方は、基準を可能な限り高めることだと思っています。そのため、1967年にシャトーはいくつものリスクを取り、アイコニックなヴィンテージを造りました。この大胆なアプローチによって私たちは際立っています。」
ピエール・リュルトン
(シャトー・ディケム社長兼CEO)
2
ブドウ品種:
セミヨンと
ソーヴィニヨン ブラン9
20世紀に
ヴィンテージが
生産されなかった回数13
1593年以降の
ワイン醸造業者の世代数
Château d'Yquemキャンペーン、製品、アイデンティティの象徴的ビジュアル
Château d'Yquemキャンペーン、製品、アイデンティティの象徴的ビジュアル
ICON
20歳で未亡人となったリュル・サリュース家のフランソワーズ‐ジョゼフィーヌは、一族のエステートに対する責任感から、フランス王国の外へもイケム ワインの名声を広めました。1851年に亡くなった伯爵婦人は、ボルドーで最も成功した所有地の一つを孫に残しました。
サヴォアフェール
シャトー・ディケムは、ソーテルヌの丘の頂上に位置し、モザイク状のテロワールに植えられた100ヘクタールのブドウ畑を持つ、特別な場所です。ボトリティス・シネレア菌が高貴な姿を見せるブドウを誕生させるための条件がすべて揃っており、その昇華プロセスにより、ブドウは世界でも類を見ない味と香りを含んでいます。この奇跡は、先祖代々受け継がれてきたノウハウを受け継いだ熟練の収穫人たちの献身的な努力によって実現しています。シャトー・ディケムでは、ボトリティス・シネレア菌によって昇華された最高のブドウだけが収穫されます。これが決して簡略化や近道を求めず、すべてを失うリスクを負うことをいとわないイケムの絶対的なルールなのです。これは、卓越したものを得るための代償なのです。
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