Fendi

CEO

Pierre-Emmanuel Angeloglou

創業

1925年

本社

Palazzo della Civiltà Italiana - Quadrato delle Concordia, 3, Rome - Italy

IdentityFENDI

1925年、アデーレとエドアルド・フェンディによって、ローマでメゾンフェンディは創業されました。
翌1926年、プレビスチート通りに最初のブティックとしてハンドバッグショップとファーアトリエをオープン。瞬く間に成功を収めます。
40年代末から50年代にかけて、エドアルドとアデーレの5人の娘、パオラ、アンナ、フランカ、カルラ、アルダがビジネスに加わり、新しいエネルギーとアイデアをもたらします。
1965年には、ドイツの若手デザイナー、故カール・ラガーフェルドとのコラボレーションを開始。彼の手の中で、ファッションに革命が起こります：ファーは変化し、成形され、リニューアルされ、再解釈されます。この時、彼は「Fun Furs（楽しいファー）」の略であるアイコニックな「ダブルF」のロゴをデザインします。
1992年、フェンディ家の3代目であるシルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディが加わり、クリエイティブ部門でカール・ラガーフェルドの二番手として就任。1994年に彼女はアクセサリー部門の責任を、またその後には、メンズウェアコレクションの責任を与えられます。
2020年9月には、キム・ジョーンズがクチュール＆ウィメンズウェアのアーティスティック・ディレクターに就任しました。

ローマ、プレビスチート通りのフェンディブディック一号店（1926年）© Courtesy of Fendi

1925
フェンディが誕生した年
5
本の指：カール・ラガーフェルドのフェンディ姉妹に対する呼び名
54
カール・ラガーフェルドとの54年に及ぶコラボレーションは、デザイナーとメゾンの関係においてファッション史上最長となります。

ローマのウェヌスとローマ神殿で開催された、2019-20年秋冬フェンディクチュールショー（2019年） © Courtesy of Fendi

ローマにあるメゾンの旗艦店、パラッツォ・フェンディ © Courtesy of Fendi

フェンディピーカブーバッグの舞台裏のメイキング © Courtesy of Fendi

ICONS

サヴォアフェールと無限の創造性が、高品質の素材とディテールを追求した研究と組み合わされ、フェンディのアイコンである、バゲットやピーカブーバッグの秘密となっています。シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディがそれぞれ、1997年と2008年に制作したこれらの作品は、時の試練を乗り越えただけでなく、メゾンの象徴にもなっています。

フェンディのアイコン、ピーカブーとバゲットバッグ © Courtesy of Fendi

魔法のファッションショー

フェンディは常に予想を超えたショーを展開してきました。
2007年、フェンディはメゾンとして初めて万里の長城でショーを開催しました。2016年には、メゾンの90周年を記念して、トレビの泉でユニークなショーが開催されました。2019年、フェンディはカール・ラガーフェルドに敬意を表し、ローマのウェヌスとローマ神殿でクチュールショーを開催しました。

ローマのトレビの泉で開催された2016-17年秋冬フェンディオートフリュールショー（2016年）

例をあげて説明する — ローマのトレビの泉で開催された2016-17年秋冬フェンディオートフリュールショー（2016年）
© Courtesy of Fendi

FIRST IN FUR

フェンディは、最も高度なクラフツマンシップを育て、独自のサヴォアフェールを持つファーを生み出しています。最も優れたファーを手作業で作り上げることへの高い関心は、90年以上にもわたって続いており、毛皮の芸術における前例のない発明と創造性の遺産を生み出しています。
1925年以来、貴重な毛皮を用いた大胆不敵な実験がフェンディのコレクションを生み出してきましたが、それは、比類のない技術力、並外れた品質の素材、そしてメゾンの比類のない創造性と結びついています。
フェンディの職人の手により、新しい技術を用いて、毛皮は軽く、柔らかく、多用途に使用できるようになり、ファッションの実験を行う新しい領域の素材となりました。