LVMHとそのメゾンは、ChangeNOWサミットにおいて、創造性に富んだ循環経済と透明性に対する環境コミットメントを再確認しました

3月25日から27日までパリのグランパレ エフェメールで開催された国際サミットChangeNOW。LVMHは、地球の諸問題の解決をテーマに掲げたこの国際イベントに再び参加しました。

サミットにおいてLVMHは、2021年に開始したLIFE 360（LVMH Initiatives For the Environment）プログラムの柱のひとつである、創造性に富んだ循環経済に関するコミットメントを再確認しました。LVMHグループの環境開発ディレクターであるエレーヌ・ヴァラッドは、WeTurnの創設者兼CEOであるソフィー・ピニュール、Nona Sourceの共同創設者兼共同CEOであるロマン・ブラボとともに、環境循環に関するセッションに参加。LVMHグループは、この2つのスタートアップ企業と数年間、協力関係を続けています。 

エレーヌ・ヴァラッドは、2021年に開始されたLIFE 360（LVMH Initiatives For the Environment）プログラムの枠組みの中で、グループが掲げる創造性に富んだ循環経済へのコミットメントを改めて表明しました。LVMHは、新しい循環型サービスの提供という2023年の目標を、グループのいくつかのメゾンで「修理・ケア」タスクフォースを立ち上げることで達成しました。LVMHはまた、LVMH Circularityの設立を発表。これは、グループと、リユースとリサイクルに関するパートナー（Nona Source、CEDREプラットフォーム、Weturn、Agence du Don en Nature）の専門知識を集約したエコシステムです。LVMHは、この仕組みを通じて、生地や革の端切れ、未使用の原材料、売れ残った製品に第二の人生を与えることができます。  

また、サミット期間中、高級素材の創造的再利用のパイオニアであるNona Sourceは、ファッションとデザインにおける持続可能な革新と卓越性を支援する一連の主要イニシアチブを発表しました。この取り組みには、ショールームの拡張や、上質な余剰レザーを新たに厳選することなどが含まれます。さらに、Nona Sourceは、過去のコレクションで余った生地のリサイクルや再利用の解決策を求めるLVMH以外の高級ブランドにも、そのソリューションを提供しています。 

LVMHグループ環境開発アシスタントディレクターのアレクサンドル・カペリは、「One Water Summitへの協力的な道筋：ネットゼロウォーターに取り組むための革新的なソリューション」と題したパネルディスカッションで講演を行いました。エマニュエル・マクロン仏大統領の特使であるバーバラ・ポンピリ氏の紹介で行われたこのセッションは、国際社会が直面する喫緊の課題のひとつである飲料水の分野で、民間セクター、NGO、金融関係者が協力する可能性を探る機会となりました。 

ChangeNOWサミットのハイライトは、セフォラが発表した新たなグローバルシール、「Clean at SEPHORA」と「Planet Aware at SEPHORA」でした。  このグローバルな取り組みを通じて、セフォラは、世界中のすべての市場において、セフォラが提供するブランド製品の処方と環境への取り組みに関するコミュニケーション方法を調和させています。このアプローチには、店舗とオンラインの両方で、顧客に明確さと一貫性を提供するためのビジュアルシールの使用も含まれています。セフォラは美容界のリーダーとして、顧客により高い透明性を提供し、化粧品業界全体にとってプラスとなる道を推進することを約束します。 

セフォラのギヨーム・モット社長兼CEOは次のように述べました。「世界でも有数の評判の高いオムニチャネルのビューティリテーラーとして、私たちには、パートナーやチームを巻き込んで困難な目標を達成する大きな責任があります。セフォラは、お客様やブランドパートナーにとって、より持続可能な選択をより身近なものにし、ポジティブな影響力を促進することに全力を注いでおり、この新しいシールはその方向への重要な一歩となります。」 

ルイナール社長兼CEOのフレデリック・デュフール氏、レゼコー グループ ル･パリジャン社長兼CEOのピエール・ルエット氏、セフォラ社長兼CEOのギヨーム・モット氏、モエヘネシー最高サステナビリティ責任者のサンドリーヌ・ソマー氏、LVMHファイナンシャル・コミュニケーションズESG投資家マネージャーのジュリー・クーロット氏、セフォラ・グローバルマーケティング最高責任者のデボラ・イエ氏ら全員が、同イベントのパネルディスカッションに登壇しました。